当ブログへの記事追加と並行して、単語を追記していきます。
用語集(アルファベット順)
用語集(記号)
- ↑↑ または ↑↓(矢印2本の組み合わせ)
・影打ち(陰打ち)
コインの両面に、同じデザインが刻印されてしまうエラー。流通前の造幣局チェックがあるため、通常は市場に流通しない。チェックをかいくぐった少数が、市場に流通します。
なお、造幣局員が故意にエラー貨幣を作り、それを販売して儲けていた例もあったとかないとか。
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影打ちのエラーコイン
コインの世界には、「影打ち(陰打ち)」という言葉があります。影打ちとは、表と裏が同じデザインのエラーコインを指します。正確には、表と裏のデザインが鏡写しのようになっています。 陰打ちのコイン 下のコイ ...
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・完集
シリーズものの趣味の品を、全て集めることです。「完集」という言葉は、趣味の世界で一般的に使われる一方、国語辞典に掲載されていないのが特徴です。
・トークン(代用貨幣)
国家でなく私企業等が発行したコイン。国家がコインを十分に供給できないときなどに、地域限定で発行された例が多いです。
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スエズ運河建設時の代用貨幣(トークン)
スエズ運河はエジプトにあり、全長193km、幅200mほど、深さ24mほどという巨大さです。完成当初の幅はもっと狭かったのですが、巨大なことに変わりはなく、建設期間は1859年から1869年まで10年 ...
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・ポリッシュ(磨き)
磨いてコインの汚れを落とすことを、「磨き」(ポリッシュ・polish)と呼びます。コインは製造後に手を加えると、価値が著しく下落します。磨きも、製造後に手を加えて外見を変更していますから、同様に価値が激減します。
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修正したコイン、磨いたコインの価値
アンティークコインの傷や欠けを修正すると、価値が大きく下がります。また、磨いてきれいにしてしまうと、これまた価値が下がってしまいます。この現象について、実例を踏まえながら考察します。 コインに修正痕が ...
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・メダル
コインと異なり、支払い手段として使えない、デザインの自由度が高いなどの特徴があります。しかし、コインとの差はあいまいです。詳細は下の記事でご確認いただけます。
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コインとメダルの違い
アンティークコインを眺めていると、コインに並んでメダルがあることに気づくかもしれません。そして、この2つは似ているものの、価格はメダルの方が安いことが分かります。すなわち、コインとメダルは相場が異なり ...
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・リストライク(再鋳貨)
過去のコインと同じデザインで、コインを再発行することです。細かく見ると意味はいくつかあります。
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リストライク(再鋳貨)の種類と価値
リストライク(再鋳貨)という言葉を聞くと、再発行コインだと分かります。しかし、リストライクには意味がいくつかあります。そこで、それぞれの違いなどを紹介します。 リストライクの種類 最初に、2つの意味を ...
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・ローラーダイ(roller dies)
コイン製造方法はいくつかあります。その中には、刻印用ローラーを2つ用意し、その間にコイン用金属を通して作る方法があります。この方法で使われる金型(刻印)をローラーダイと呼びます。
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ローラーダイ(コインの刻印方法)
ローラーダイとは、コイン製造時に使う金型の一種です。1600年代~1700年代のヨーロッパで使用され、一般的な金型と使い方が異なります。そこで、ローラーダイの仕組みと、この方法で作られたコインを紹介し ...
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・↑↑ または ↑↓
コインの刻印の向きを示します。「↑↑」は刻印の向きが表裏で同じ、「↑↓」は刻印の向きが表裏で逆になっています。詳細は下の記事の「刻印の向き」部分でご確認いただけます。
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コインとメダルの違い
アンティークコインを眺めていると、コインに並んでメダルがあることに気づくかもしれません。そして、この2つは似ているものの、価格はメダルの方が安いことが分かります。すなわち、コインとメダルは相場が異なり ...
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